アレルギー・食べられないものを伝えるインドネシア語

アレルギー・食べられないものを伝えるインドネシア語 食事・レストラン

食物アレルギーがある人は、料理名だけでなく、原材料、ソース、だし、共用油、調理器具、交差接触を必要に応じて確認します。インドネシア語ではSaya alergi terhadap…「〜にアレルギーがあります」と明確に伝えます。

この記事では、よく使う食材名、店員への質問、体調が悪くなったときの緊急表現、携帯用カードの作り方をまとめます。医療上の対応は、本人の医師・保護者と決めた計画を優先してください。

アレルギー・不耐症・宗教・好みを分けて伝える

状態 インドネシア語 伝え方の中心
食物アレルギー alergi makanan 反応を起こす食材を避ける必要
不耐症 intoleransi 消化・体調上の問題
食べられない tidak bisa makan 理由を簡潔に伝える
宗教上の制限 pantangan agama/kebutuhan halal 必要条件を確認
ベジタリアン vegetarian 肉・魚・だし等の範囲を確認
個人の好み tidak suka 安全上のアレルギーと区別

Saya alergi terhadap…「私は〜にアレルギーがあります」と、Saya tidak suka…「〜が好きではありません」は同じではありません。店員が重要度を判断できるよう、アレルギーの場合はalergiと明示します。

不耐症・宗教・個人選択も本人には重要ですが、緊急性や必要な対応が異なります。アレルギーを好みとして軽く扱わず、好みを重いアレルギーと偽ることも避けてください。

最初に覚える食物アレルギーの基本表現

表現 日本語
Saya alergi terhadap kacang tanah. ピーナッツにアレルギーがあります
Alergi saya bisa parah. 重い反応になる可能性があります
Saya tidak boleh makan makanan ini. この食品は食べられません
Sedikit saja bisa menyebabkan reaksi. 少量でも反応する可能性があります
Mohon jangan gunakan bahan ini. この材料を使わないでください
Saya perlu memastikan semua bahannya. すべての原材料を確認する必要があります
Jika tidak yakin, saya tidak akan memesannya. 確認できなければ注文しません

terhadapは「〜に対して」、bisa parahは「重くなる可能性がある」、sedikit sajaは「少量でも」です。自分のアレルギーの重さに合う表現を、旅行前にカードへ書いておきます。

言葉が通じにくい場合は、食材名・写真・医師等から渡された情報を併用します。ただし、翻訳カードだけで店の対応を保証できないため、店員が理解したか復唱を求めます。

よく確認される食材のインドネシア語

インドネシア語 日本語 関連語
kacang tanah ピーナッツ saus kacang=ピーナッツソース
kacang mete カシューナッツ kacang-kacangan=豆・ナッツ類
susu produk susu=乳製品
telur putih telur/kuning telur
udang エビ terasi=エビ等の発酵調味料
kepiting カニ makanan laut=魚介類
ikan kaldu ikan=魚だし
gandum 小麦 tepung terigu=小麦粉
kedelai 大豆 tahu・tempe・kecap
wijen ゴマ minyak wijen=ごま油

料理名だけでは、ソース・だし・揚げ衣・調味料に含まれる食材を判断できません。たとえばsaus kacang、terasi、kecapなど、主材料ではない形で使われる場合があります。

「ナッツ」「魚介」など自分が避ける範囲が広い場合は、具体的な食材名を複数示します。現地の分類と自分の医療上の分類が一致するとは限らないため、曖昧なカテゴリーだけに頼りません。

原材料・ソース・だしを確認する

表現 日本語
Apa saja bahan makanan ini? この料理の原材料は何ですか
Apakah sausnya mengandung kacang? ソースにナッツを含みますか
Apakah kaldunya memakai udang atau ikan? だしにエビ・魚を使いますか
Apakah tepungnya mengandung gandum? 粉に小麦を含みますか
Apakah ada susu atau telur? 乳または卵を含みますか
Bisa dibuat tanpa bahan ini? この材料なしで作れますか
Boleh saya melihat label bahannya? 原材料表示を見せてもらえますか

mengandungは含む、kalduはだし・スープストック、tepung teriguは小麦粉です。店員が「入っていない」と答えても、既製ソース・調味料の成分まで確認できていない可能性があります。

対応できるか不明な店に無理な調理変更を求めず、店が保証できる範囲を聞きます。Tidak tahu.、Tidak bisa menjamin.という返答なら、別料理・包装食品・別店舗を選ぶ方が安全です。メニュー・食材の読み方も参照してください。

交差接触・共用油・器具を確認する

表現 日本語
Apakah minyak gorengnya dipakai bersama? 揚げ油を共用していますか
Apakah memakai wajan yang sama? 同じ鍋を使いますか
Apakah alat masaknya digunakan bersama? 調理器具を共用しますか
Bisa dimasak secara terpisah? 別に調理できますか
Mohon gunakan peralatan yang bersih. 清潔な器具を使ってください
Apakah ada risiko kontaminasi silang? 交差接触の可能性はありますか
Kami tidak bisa menjamin bebas alergen. アレルゲンなしを保証できません

原材料を抜いても、共用の油・鍋・まな板・トング・作業台で反応する人がいます。自分に交差接触の確認が必要なら、注文前に明示します。

店側が対応不能と伝えた場合、単に器具を水で流すなどの簡易対応を自分で安全と判断しません。自分の医療上の計画に従い、保証できる食品を選んでください。

体調が悪くなったときに助けを求める

表現 日本語
Saya mengalami reaksi alergi. アレルギー反応が出ています
Saya sulit bernapas. 呼吸が苦しいです
Bibir/wajah saya bengkak. 唇・顔が腫れています
Tolong panggil bantuan medis. 医療支援を呼んでください
Ini keadaan darurat. 緊急事態です
Tolong bawa saya ke rumah sakit. 病院へ連れて行ってください
Ini informasi medis saya. これが私の医療情報です

インドネシア保健省の医療情報でも、食物アレルギーは呼吸困難などの重い反応を起こす場合があり、重い症状は直ちに医療支援が必要とされています。具体的な治療は自分の医師から指示された計画に従ってください。

旅行前に、緊急連絡先、保険、医療情報、必要な薬の管理を保護者や医療者と確認します。症状が重い場合、店員との長い説明より緊急支援を求めます。病院・薬局で使える表現緊急時の表現も準備してください。

携帯用アレルギーカードと注文前チェック

カードに書く項目 インドネシア語の例
アレルゲン Saya alergi berat terhadap kacang tanah.
避ける派生材料 Saya juga tidak boleh makan saus kacang.
少量・交差接触 Sedikit saja atau kontaminasi silang bisa berbahaya.
確認依頼 Mohon periksa bahan dan alat masaknya.
対応不能時 Jika tidak yakin, mohon beri tahu saya.
緊急情報 Dalam keadaan darurat, hubungi nomor ini.
  1. 注文前にalergiと食材名を伝える
  2. 原材料・ソース・だしを確認する
  3. 必要なら共用油・器具を確認する
  4. 店員に内容を復唱してもらう
  5. 保証できない場合は注文を変える
  6. 症状が出たら緊急計画に従い医療支援を求める

宗教上の食事条件はハラール・豚肉・アルコールの確認表現、レストランの流れはレストラン会話も参照してください。

アレルギーカードは、日本語だけでなくインドネシア語と必要なら英語を併記します。文字を大きくし、避ける食材、派生材料、交差接触の要否、緊急連絡先を一枚にまとめます。長い説明より、店員が厨房へ持っていける簡潔なカードが実用的です。

同行者には、本人のアレルゲンと緊急時の連絡先を共有します。ただし医療情報をSNSや公開グループへ投稿せず、必要な人だけに渡します。未成年者は保護者と旅行計画・食事選択・緊急対応を事前に確認してください。

ビュッフェでは、料理札があってもトングの共用や料理の混入が起こる場合があります。必要ならスタッフへ確認し、重いアレルギーで管理が難しい場合は個別包装や別の食事を選びます。

市場・屋台では、料理人が既製ソースの全成分を把握していない場合があります。分からない返答を責めず、包装ラベルを確認できる料理へ変えるか、原材料の少ない選択へ切り替えます。

アレルギーと宗教上の制限が同時にある場合は、一文へ詰め込まず順番に伝えます。Saya perlu makanan halal. Selain itu, saya alergi terhadap kacang tanah.「ハラール食が必要で、さらにピーナッツアレルギーがあります」と分けます。

反応の経験が過去に軽かったから次も軽いとは限らないという医療情報があります。自己判断で少量を試すことはせず、医師から指示された回避と緊急計画を守ってください。

店員がカードを読んだ後は、Bisa dibuat dengan aman?「安全に作れますか」と確認し、返答が曖昧なら注文をやめます。丁寧さよりも、保証できるかどうかを明確にすることが重要です。

予約時にアレルギーを伝えていても、来店時と注文時に再確認します。予約メモが厨房まで共有されていない可能性があるため、店名・日時・予約者名だけで安全が保証されたと考えません。

テイクアウトやデリバリーでは、店員と直接確認できる範囲が限られます。アプリの備考欄だけへ依存せず、対応可否を店へ確認し、包装へ料理名とアレルギー対応の表示があるか受取時に確認します。

食事後に軽い違和感が出た場合でも、自己判断で食べ続けず、同行者へ伝えて医療上の計画を確認します。症状の程度をインターネット記事だけで判断せず、必要な場合は早めに医療機関へ相談してください。

学校・職場の会食では、アレルギー情報を必要な担当者へ事前共有し、料理札、配膳、器具の区別を確認します。本人だけに毎回説明責任を負わせず、主催側が確認窓口を用意することも重要です。

メニュー写真や自動翻訳は補助として使えますが、画像に写っていない調味料やだしは判定できません。翻訳結果を店員へ見せ、原材料と調理環境について理解が一致したか確認してください。

アレルギー対応を店の善意や短い翻訳だけに依存しないでください。必要な条件を具体的に伝え、店が保証できない場合は注文しないという選択を含めて準備することが重要です。

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